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フレッツ・ミルエネ(1) 電気料金と節電限界 [家電]

フレッツミルエネで、電力の省エネ対策は限界が見えたため、端末は電源を入れていませんでしたが、昨年末からキャンペーンをやっているようです。

要は、(株)エネット社に電力の計測データを提供する代わりに、1年間フレッツミルエネの利用料(200円×12ヶ月)が無料になるというものです。 

個人は特定されないとは言え、生活パターンや外出時間帯などもわかってしまいますので、よく考えてから申し込んだ方がよいでしょう。詳細は、承認フォームにあるPDF文書「消費電力量情報提供に関する契約要綱」を参照して下さい。

既に利用している場合はすぐに申し込めます。申込期間は2013年11月1日から2014年6月30日で、先着10,000名ですが、私の申し込み番号を見る限り、あまり集まっていないようです(4/末時点で500程度)。私のように設置したけど見ていない人や、稼働を停止させた人も多いのかもしれません。審査には3週間程度かかるようです。

なお、配電盤の計測装置の電池寿命は1年ですから、電池切れで停止していないか確認しておいた方がよいでしょう。電池残量はボタンを押すだけで、LEDの点灯の仕方からわかります。詳しくは説明書を参照して下さい。


環境共創イニシアチブから補助金の確定通知書が届きました。8月頭に申請書を提出しましたので、現状は審査に1ヶ月半程度かかっていることになります。


NTT東日本から補助金申請フォーマットの変更についての連絡がありました。

補助金の率に変更があるとの気になる点もあります。この連絡は、だいたい4ヶ月以内に申し込んだ人に連絡しているとのことですので、それ以前に申し込んで、まだ申請していない人には連絡が行きませんので問題となります。補助金が底をついたら終了とのことで早めに申請していると思いますが、申請していない場合は急いで申請する必要があります。

Ver.2での申請は2013年8月31日までとのことです。

Ver.3での申請方法などについては9月中旬ごろWebに掲載するとのことですが、10枚の申請書類の内、3枚を差し替える必要があり、NTTから取り寄せなければならないので、更に申請が遅れることになります。


春先、暖房も冷房も必要なく、エアコンを使わない時期に、今月あたりは電気料金も随分下がっているだろうと、請求書を見てみました。

電力消費量は1年前より25%少ないとのことで、節電を心がけていた効果が出たと喜んでいたのもつかの間、請求金額を見ると、全く減っていません。

電気料金が値上げされ、平均的な家庭での電気料金が、どのくらい上がるかは認識していましたが、ここまで値上がりの影響が大きいとは思っていませんでした。

原因は3段階の料金設定で、使えば使うほど高くなるためです。普通の製品は多く買えば安くなるものですが、電気は逆です。ならば、売らなければよいと思いますが、こちらも買わないわけにはいきませんので、更に節電するしかありません。

しかし、何が電気を食っているのかがよくわかりません。各機器に電力計をつないで計測すれば消費電力は分かりますが、通常の使用時間で、どの程度影響するのか、時系列で集計してみないとわかりません。

そのため、今回、フレッツ・ミルエネを導入してみました。

設置条件

フレッツ回線を契約している必要があります。モニター装置が収集したデータはフレッツ網のIPv6経由で、フレッツ網内のサーバーに収集されますので、フレッツ回線以外からは使えません。

細かなコンセント毎の電力ではなく、全体の電力を見るだけなら、フレッツ・ミルエネとは違いますが、このような製品も出ています。こちらは、フレッツ回線以外でも使えます。

拘束期間と運用コスト

レンタルも出来ますが、補助金対象のお手軽パックを購入しました。

補助金対象の場合、5年以内に廃棄する場合、環境共創イニシアチブの事前確認が必要とのことで、実質5年縛りとなります。詳しくは提供条件を参照願います。

また、フレッツ・ミルエネ専用端末を含む場合、そのままでもフレッツ・ミルエネのモニターとして使えますが、アプリを追加して光iフレーム2として使う場合は、別途、フレッツ・マーケットの契約が必要です。

契約時に、フレッツ・マーケットの契約が必要で、その料金はフレッツ・ミルエネ利用料に含まれると説明されたのですが、設置後、フレッツ・ミルエネ専用端末を操作して、フレッツ・マーケットの設定を進めていくと、どうもお金が取られそうな雰囲気でした。そのため、操作を中断し、問い合わせたところ、フレッツ・ミルエネとフレッツ・マーケットは完全に別の契約で、それぞれ利用料が掛かるということでした。フレッツ・ミルエネ専用端末の補助金対象のものには、予めフレッツ・ミルエネ用のアプリが導入されていますが、補助金対象でない場合は、フレッツ・マーケットからダウンロードする必要があるのでフレッツ・マーケットの契約が必要とのことでした。

なので、お手軽パック(補助金対象)ではフレッツ・マーケットの契約は不要です。

以上から、コストは、購入機器の消費税、フレッツ・ミルエネ利用料、補助金申請に必要な住民票などの入手費用、補助金申請書の送料、あと、必要ならフレッツ・マーケットの利用料となります。

  • 機器の消費税
    +フレッツ・ミルエネ利用料(210円/月)×60ヶ月
    +住民票などの入手費用(300円程度)
    +申請書の送料(200円+オプション)
    (+フレッツ・マーケット利用料(210円/月)×60ヶ月)

となります。申請書の送料は定形外郵便物150g以下ですので200円です。書留などを付けるなら、レターパックプラスの方が安いでしょう。私の場合は、スタンダードパック60A(S)<タップ3個セット>でフレッツ・マーケットを使いませんので、

  • (52500円×5/105)+(210円×60)+300円+200円=15600円

となります。

最低限の測定機器だけレンタルし、自分で設置工事を行い、利用状況はパソコンやスマートホン、タブレットで確認するならば、レンタル料は、

  • フレッツ・ミルエネ・レンタル料(420円/月)×60ヶ月=25200円

となります。出来ることが限定されるのに、利用料金が高くつきますが、いつでも止められる、面倒な補助金申請が不要というメリットもあります。

申し込みから設置まで

補助金対象のお手軽パックをフレッツ・ミルエネのページから申し込んだ場合、利用できる回線かどうか確認がなされ、その結果と、工事日を決めるためにNTTから電話が掛かって来ます。

工事は自分で出来る簡単なものなのですが、補助金対象の場合、NTTによる工事は必須となっています。補助金だけ受け取って、使わないということを防ぐためでしょう。

工事は、分電盤への計測機器の設置、無線親機とのペアリング、無線親機のLAN環境への接続、無線親機のフレッツ・ミルエネ・サーバーへの接続、専用端末での計測状態の確認まで行います。

その場で、工事担当者に指示されるままに、アカウントを決めたり、LAN環境に接続したりすることも出来ますが、事前に準備しておくと、工事が早く終わる事柄があります。

フレッツ・ミルエネ・アカウント

フレッツ・ミルエネのサーバーに無線親機からデータを送信するためと、フレッツ・ミルエネの集計結果を専用端末や、ブラウザから見るためにアカウントとパスワードを決める必要があります。

こちらのサイトから、お客さまIDとアクセスキーを入力して、画面に従い、ユーザーIDとパスワードを決めます。フレッツ・ミルエネの契約が無いと進めないと思いますが、遅くとも工事前日には、登録できるようになっているはずです。

無線親機を探す準備

現在提供されている無線親機EAD-2-ZiSEは、有線LANで家庭内LANに接続します。そのため、HUBやルーターに無線親機接続用のポートを1個用意しておく必要があります。

有線LANで接続された無線親機はDHCPでのみアドレスが決められ、固定アドレスには出来ません。そのため、無線親機を設定するためには、無線親機が取得したDHCPアドレスを知る必要があります。通常は、

でアクセス出来ますが、アクセスできない場合は、iPhoneやiPadがあれば、

というアプリがあります。LAN Scanの画面の右上の「Scan」をタッチすると、ローカルネットをスキャンし、無線親機のアドレスを知ることが出来ます。

LAN_Scan

判明したアドレスを、この例では

などとブラウザで入力すれば、親機の設定画面を表示出来ます。こちらから、無線親機の取扱説明書をダウンロードして、P.28 「2-4 本商品の設定」あたりを読んでおくとよいでしょう。

補助金申請

補助金申請は、工事が終わると、申請書一式が送られてきます。その他に、住民票、設置状況の写真、機器の支払いが完了していることを証明するものなどが必要です。詳しくは下記を参照して下さい。

注意点は、機器代金の請求から支払完了まで3ヶ月程度かかるため、住民票は書類が揃うまで入手を待った方がよいでしょう。現状は申請から補助金の支払いまで5ヶ月程度かかるとのNTTの話でした。

フレッツ・ミルエネ機器

フレッツ・ミルエネ機器は住友電工ネットワーク株式会社のOEM製品です。

フレッツ・ミルエネ専用端末

Androidタブレットなのですが、Kindle Fireなどと同様に、NTT専用にカスタマイズされており、クラックしない限り、光iフレーム2としての枠を超えた使い方は出来ません。フレッツ・マーケットを契約した場合、ウイルス対策アプリが導入されますが、契約しない場合、ウイルス対策アプリを導入する方法が無いため、インターネットブラウザーでWebを見る場合など、ウイルスに感染する危険があるかもしれません。

専用端末の消費電力については、満充電状態で、クレードルに置き、画面の明るさを半分にして、フレッツ・ミルエネ・アプリを起動した場合のACアダプターの消費電力は2W、画面は定期的に更新され、その更新時(通信時)は5Wの電力を消費します。

節電効果

効果は、使う人の意識により大きく変わるので、フレッツ・ミルエネ導入による節電効果があるかどうかは、一概には言えません。

ただ、節電目標を設定し、(例えば今の時期なら月この金額で収めたいなどが簡単な目標でしょう)

miruene_2

専用端末で、常に電力使用状況を見れるようにしておくと、今日は暑かったのでもうこんなに使ってしまったと思うなら、エアコンを止めたりして節電効果が出るかもしれません。(青い線が目標で、赤い線は24時まで青い線より下でなければなりません)

miruene_1

しかし、日ごろから、パソコンのつけっぱなしや、見てもいないTVをBGM代わりにつけているなどをすることなく、常に最低限の機器の電源しか入れていないような環境での効果は薄いでしょう。

電気料金プランを検討するために、試算をするデータも収集出来ますが、別記事で説明します。

節電限界

弟に電気料金を聞いたところ、私のところより格段に少ないとのことでした。どうしてそうなるのか聞いたところ、壁の断熱材に工夫して除湿対策がされており、更にガス床暖房を導入しているとのことでした。

私のところは、昭和40年代に作られた団地なので、壁には断熱材など無く、建物を構成する鉄筋コンクリートにただ壁紙が貼ってあるだけです。そのため、外気の温度変化がそのまま伝わり、除湿機をつけていないとカビだらけになってしまいます。また、最上階のため、昼間に熱せられた屋上の熱が室内の天井に伝わり、夜中になっても冷めません。

そのため、除湿機やエアコンの稼働率は、最近のマンションより格段に高くなり、その分、電気料金も高くなります。だからと言って、最新設備のマンションの家賃と今の光熱費を比較して、どちらの方が得か、微妙なところです。

したがって、節電、節電と言われても、居住環境によって出来る限界はあります。それにもかかわらず、電気料金を更に上げて強制的に電気を使わせないようにしようとする動きがあります。

一方で、「電気代がもったいない」などと言わず、エアコンを活用するようにと、矛盾することを言っています。

何にせよ、大昔に決めた三段階料金制度や、近年の暑さ、更に居住環境などを考慮した、適切な料金形態にしてもらいたいところです。

なお、補助金の申請期限が平成26年1月31日と決まりましたので、申請に必要な書類がすべて揃うまで3ヶ月以上かかるので、導入するなら9月までには申し込んだ方が良いでしょう。


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